CLAYDのモノづくりストーリーVol,1   〜みんな幸せになるために生まれてきた〜

CLAYDのモノづくりストーリーVol,1  〜みんな幸せになるために生まれてきた〜

CLAYDが大切にしている、商品1つ1つが生まれるまでのSTORYをご紹介するコラム。


第一回目は、CLAYDの商品の特長の1つでもある、繊細でオリジナリティのあるパッケージ包装について。

実はこれは、1つ1つが丁寧な手作業から生まれているのです。

CLAYDのクレイは金属に触れると変質してしまう性質を持つため、品質を守るために全て手作業で、封入を行っています。


この大事な仕事を担ってくださっているのが、国内の社会福祉法人施設の皆さん。障害を持つ方々の就労や自立支援が行われている、静かな自然に囲まれた施設の作業場で、CLAYDの商品を1つ1つ大切に封入し、包装の仕上げなどを行なってくださっています。


施設や作業場、と聞くと、シンと静かな空間の中で機械音だけが聞こえてくる様子をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。

ここでは皆さんの和気あいあいとしたあたたかい雰囲気や、時々楽しそうなおしゃべりの声、笑い声も聞こえてきます。そして何よりも皆さんが、とても楽しそうなのです!



チームワーク良く、手作業をひとつひとつ丁寧に進めていく皆さん。

 

▶︎丁寧な手作業の様子は、こちらからも動画でご覧いただけます


その様子からは、「単なる作業」ではなく、一人ひとりが「これは自分の大切な仕事」と、誇りと喜びを持ってCLAYDの仕事に関わってくださっているのが伝わってきます。



「今月は何個封入するのかを計算するために、計算ドリルも始めたんです。」と、見せてくださったノート。



「もちろん全てが順調で楽しいことばかりではないですけどね。でも、毎日みんなが楽しく仕事をしてくれたらいいな、という思いでやっています。」と、優しい笑顔でお話ししてくださるのは、代表の石川さん。



運営するカフェで。ここでも皆さんが楽しそうにお仕事をされていました。



そんな石川さんのお話の中でとても印象的だったのは。


「障害がある、ないに関わらず、全ての人が、幸せになるために生まれてきている」という一言。


だからこそここでは、「あなたはこれをやってください」ではなく、「あなたは何が好きなの?今日は何をしたいの?」という一人ひとりへの問いかけを、ずっと大切にされているそうです


今は施設で楽しそうにお仕事をされている皆さんも、最初は「自分自身が何が好きなのか、何が得意なのか分からない。」と戸惑われることも多かったそう。

それが、日々こうした問いかけを自分自身で考えていく中で、「これが好き!これが得意!」を、見つけて、選択して、そして 自分だけの喜びを見つけていくのです。


こうした大前提に立ってこの施設を運営され、皆さんと日々お仕事をされているからこそ、ここにいる一人ひとりが幸せに生き、仕事をされているのだと改めて感じるお話でした。



集中力が必要とされる封入作業も。
リズミカルに行っている方もいれば、じっくりゆっくり行う方も。その全てが尊い作業です。



障害がある人もない人も、一人ひとりが自分自身の本質を思い出し、立ち還り、「自分の得意なこと」をして、人や社会の役に立っていくこと。


その1つ1つの力が集まることで、みんなが凹凸を持ち寄ることで、周りの人や社会と調和していくことができる。そして、循環していく社会・世界が生まれる。そんな壮大で豊かな世界を、この場所ではっきりと感じさせてくださった皆さん。


CLAYDのモノづくりと想いを、ともにしっかりと支えてくださっている皆さんのおかげで、今日も私たちは大切な商品をお客様にお届けすることができているのです。

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